ヘアカラーリスト今井のブログ

いつでもオシャレなヘアカラーを楽しんで頂きたい!その為にヘアカラーリスト今井がヘアカラーを中心にヘアスタイルを楽しむ方法を解説していきます!

ヘアカラーリスト今井のブログ

ストレートパーマと縮毛矯正はどう違う?分かりやすくご説明します!

梅雨の季節は湿気の季節。

この時期、髪の1番のお悩みは『うねる・広がる』という方が多いと思います。

 

以前、別記事にて原因と対処方法をご紹介しました↓

hair-color.hatenablog.jp

しかし、この方法は髪への負担が無いことがメリットの反面、効果も弱く、持続性に欠けます。

もちろん満足出来ればそれに越したことはないですが、「コレじゃ収まらない!」という方は、次のステップとしてストレートパーマを考えると思います。

 

ストレートパーマは大きく分けて2種類。

そのままストレートパーマ縮毛矯正(スーパーストレートパーマ)です。

 

みなさん、この違いは分かりますか?

今回の記事で紐解いてみましょう。

 

 

ストレートパーマと縮毛矯正の違いとは

f:id:takafumiimai:20180521211315j:plain

1番簡単な違いとしては熱を使うか使わないかです。

 

つまり、ストレートパーマは薬剤の力のみでかけるパーマで、縮毛矯正は+熱の力を利用するパーマという違いです。

 

この熱というのが今回のキーワードです。

それぞれの仕組みをご説明していきます。

 

ストレートパーマ

 

ストレートパーマの仕組み自体は、少々乱暴な言い方をするとウェーブやカールのパーマと同じです。

 

まずはパーマの仕組みから↓

 

hair-color.hatenablog.jp

仕組みは同じまま、ロッドに巻くか、まっすぐ下しておくかの違いです。

 

したがって、髪にかかるダメージ具合はパーマとほぼ同じでしっかりケアをすれば、そこまで負担はかかりません。

 

パーマはウェーブやカールがかかる分、強くかけるほど髪のまとまりは悪くなるので、乾燥しやすくなり次第にダメージしていきます。

 

逆にストレートパーマはどちらかと言えば、髪をまとめやすくするパーマなので、ダメージを感じにくいと言えます。

 

しかし、薬剤の力は時間経過とともに徐々に落ちていくので、いつかはまたクセが出てきます。

 

縮毛矯正

f:id:takafumiimai:20180521203606j:plain

今回の本題である縮毛矯正についてです。

 

大枠の仕組みはパーマやストレートと同じで、一旦髪を軟らかくしてから形を作り固定するなのですが、形を作る段階で熱を当てます。

 

熱を当てるときに使うものが、ストレートアイロンです。

 

ストレートアイロンの熱を利用して髪をまっすぐにし、薬剤で固定すると、その部分の髪は半永久的にストレートのままです。

 

時間が経とうが、いくらシャンプーを繰り返そうが、ストレートのままです。

 

これは、髪のタンパク変性を利用するためです。

 

タンパク変性

f:id:takafumiimai:20180521212034j:plain

いきなり難しい言葉を出してすみません。

 

でもこのタンパク変性は、実は多くの方が目にしたことがある現象なのです!

 

その一例が卵料理です。

 

卵の主成分の一つがタンパク質です。

 

このタンパク質というのは、熱で固まるという性質をもっています。

 

もうお分かりですね!

例えば、生卵は柔らかくてぷるぷると動きますよね。

でもフライパンの上に落として目玉焼きにすると、固まって動かなくなります。

 

これを化学的にはタンパク変性したと言います。

 

縮毛矯正に話戻すと、髪をタンパク変性させて固めることで、まっすぐに固定するということです。

 

逆に一度タンパク変性してしまった物質を元に戻すことは、今の化学ではできません。

 

縮毛矯正とヘアカラー

 

縮毛矯正とヘアカラーは、相性があまり良くありません。

 

先にヘアカラーをすると、縮毛矯正をした時に色味が落ちて、タンパク変性により光を乱反射してキレイに見えずらくなります。

 

逆に先に縮毛矯正をすると、ヘアカラーの染まりが難しくなります。

明るくなりにくく暗くなりやすい髪質に変化するので、細かいニュアンスを表現しにくくなります。

 

詳しくはまた後日、別記事にて。

 

ストレートパーマと縮毛矯正のメリット・デメリット

 

ストレートパーマと縮毛矯正の違いはお分かりいただけましたか?

 

次にそれぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。

 

ストレートパーマのメリット・デメリット

 

ストレートパーマのメリットは

・(縮毛矯正と比べて)ダメージが小さい

・髪のボリュームが収まり、まとまりやすくなる

・次第に効果が薄れていくので、次回のヘアカラーやパーマ、スタイルチェンジに対応しやすい

・ヘアカラーの色味に影響しにくい

 

そしてデメリットは

・クセが強すぎると、ストレートにならない、またはすぐ効果が落ちる

 

こう書くと、メリットの方が多いように思えます。

 

しかし、(ヘアカラーもそうですが)効果が薄まるとは言え、全く100%元の状態に戻ることはないので、切り落とさない限り次回以降の施術は注意する必要はあります。

 

もちろんこのあたりは美容師の責任とも言えますが。

 

縮毛矯正のメリット・デメリット

 

次に縮毛矯正のメリット・デメリットです。

 

縮毛矯正のメリットは

・比較的強めのクセでも真っすぐに伸ばせる

・時間が経過しても効果が落ちない

 

デメリットは

・ダメージが大きい

・(効果が落ちないので)根元が伸びてくるとよりクセが気になる

・カラーチェンジ、スタイルチェンジしにくい

 

縮毛矯正の場合、メリットとデメリットが表裏一体で、良くも悪くも効果が落ちないと言えます。

 

そして、ダメージは大きいという部分は外せません。

縮毛矯正自体の効果は落ちませんが、表面のコーティングが落ちていくとパサつきや手触りの悪さ、静電気の起きやすさなどを感じやすいです。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

ストレートパーマと縮毛矯正の違い・それぞれのメリットとデメリットがお分かりい

ただけましたか?

 

簡単ではありましたが、最低限の要点をまとめました。

 

もっと細かくは、それぞれの美容室や商材によって変わりますので、正しく理解した上で、担当美容師とご相談してみてください。